火葬許可証・埋葬許可証のもらい方|死亡届後の流れと紛失時の確認点
火葬や納骨に欠かせないのが 火葬許可証・埋葬許可証 です。「どこでもらう?」「なくしたら?」と不安になりがちですが、流れを知っておけば慌てずに済みます。
まず確認することは3つです
- 死亡届を出す窓口
- 火葬許可証を受け取る流れ
- 葬儀後の保管方法
「火葬許可証はどこでもらう?」「埋葬許可証をなくした」「納骨に必要な書類は?」と迷う方は、受け取り後の保管も確認しましょう。
火葬許可証とは|火葬に必要な書類
火葬許可証は、火葬を行うために必要な公的書類です。死亡届を提出する際に「火葬許可申請書」を一緒に出すと、その場で市区町村から交付されます。これがないと火葬場で火葬を行えません。
死亡届の出し方は 死亡届の書き方と提出期限 で詳しく解説しています。
埋葬許可証とは|納骨に必要な書類
火葬が終わると、火葬場で火葬許可証に「火葬執行済み」の証印が押されます。この押印済みの書類が、お墓や納骨堂への納骨時に必要な「埋葬許可証」として扱われます(自治体により名称・運用に差があります)。納骨の日まで紛失しないよう大切に保管しましょう。
もらい方・使い方の流れ

- ① 死亡届+火葬許可申請書を市区町村に提出 → 火葬許可証を受領
- ② 火葬当日、火葬場に火葬許可証を提出
- ③ 火葬後、証印が押されて返却(=埋葬許可証)
- ④ 納骨時に墓地・霊園の管理者へ提出
- ※実務は葬儀社が代行してくれることが多い
紛失したときの再発行
火葬許可証・埋葬許可証をなくしてしまった場合でも、発行した市区町村役場で再発行できます。一般に、火葬から年数が浅い場合は役所で、年数が経っている場合は火葬場が発行する「火葬証明書」をもとに手続きします。本人確認書類・印鑑・手数料(数百円程度)が必要です。詳しい必要書類は発行自治体に確認しましょう。
分骨したいときは「分骨証明書」
遺骨を複数のお墓や供養先に分ける分骨をする場合は、火葬場や自治体で分骨証明書を取得します。海洋散骨で一部だけ散骨するケースなどでも必要になることがあります。
期限が重なるときは、全体の順番も一緒に確認する
親が亡くなった後の手続きは、役所・年金・健康保険・税金・相続の期限が重なります。この記事の手続きだけでなく、先に全体の流れを見ておくと、抜け漏れを減らしやすくなります。
自治体による名称・運用の違い
火葬許可証・埋葬許可証は、自治体によって名称や運用が少し異なります。

- 「埋火葬許可証」と一体で呼ぶ自治体もある
- 火葬後の証印を「火葬済証明」と呼ぶ場合がある
- 納骨時に提出するのは、いずれも火葬済みの証印が入った書類
- 迷ったら、発行した市区町村か葬儀社に確認すると安心
分骨・散骨・手元供養での扱い
- 分骨:火葬場や自治体で分骨証明書を取得(納骨先ごとに必要)
- 海洋散骨:遺骨の一部を散骨する場合も分骨証明があると安心
- 手元供養:自宅で保管する分には許可証は不要だが、将来納骨する可能性があれば書類は保管を
海洋散骨で一部だけ散骨する方法は 遺骨の一部だけ海洋散骨できる?分骨の考え方と確認点 をご覧ください。
Q. 再発行に時間はかかる?
役所の窓口で当日〜数日が一般的です。火葬から年数が経っている場合は、火葬場の火葬証明書が必要になることがあります。
Q. 火葬場が遠方・別の市の場合は?
火葬許可証は死亡届を出した市区町村で交付されます。火葬場が別の市にあっても、その許可証で火葬できます。
葬儀の話が出たら、見積もり前の確認点も整理する
火葬許可証の準備と並行して、搬送先・安置先・火葬場の地域を葬儀社へどう伝えるかを整理しておくと慌てにくくなります。 葬儀社の選び方と見積もり前の確認ポイントもあわせて見ると、家族で条件をそろえやすくなります。
火葬当日の流れと許可証の受け渡し
当日は、火葬場の受付に火葬許可証を提出するところから始まります。
- 受付で火葬許可証を提出
- 炉前でお別れ → 火葬(1〜2時間)
- 収骨(お骨上げ)
- 火葬済みの証印が押された許可証を受け取る(=埋葬許可証)
この書類は骨壷の箱に一緒に入れて渡されることが多いです。納骨まで紛失しないよう保管しましょう。
改葬(お墓の引っ越し)でも許可証が必要
すでに納骨した遺骨を別のお墓へ移す場合は、火葬許可証とは別に改葬許可証が必要です。書き方は 改葬許可証の書き方|記入例と確認ポイント で解説しています。
Q. 埋葬許可証を紛失して納骨できないときは?
納骨先の管理者に相談のうえ、発行した市区町村役場で再発行を依頼します。火葬から年数が経っている場合は火葬場の火葬証明書が必要なことがあります。
火葬許可証は、納骨や供養の手続きにも関係します
火葬許可証・埋葬許可証は、火葬だけでなく納骨や改葬の場面でも確認が必要になることがあります。保管場所を家族で共有しておきましょう。
- 死亡後の手続きカレンダーで流れを見る
- 供養方法の比較を確認する
- 改葬許可申請書の書き方を見る
分骨・散骨を考えるなら、書類と供養先を分けて確認
火葬許可証や埋葬許可証は、納骨や改葬で必要になる大切な書類です。海洋散骨や手元供養を考える場合も、分骨証明書や将来の納骨先を先に確認しておくと迷いにくくなります。
お墓や供養先で迷うときは、海洋散骨も選択肢として確認する
お墓を継ぐ人がいない、遠方で管理が難しい、費用を抑えたい場合は、納骨堂・永代供養・海洋散骨を並べて考えると判断しやすくなります。
まとめ
火葬許可証は「死亡届と同時に取得」、火葬後に証印が押されて「埋葬許可証」として納骨に使う流れが一般的です。紛失した場合は、発行元の自治体や火葬場に再発行・証明の可否を確認しましょう。前後の手続きは 手続きカレンダー で全体像を確認してください。
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この手続きだけで終わらず、次の窓口も確認
死亡後の手続きは、役所、健康保険、年金、税金、相続の確認がつながっています。ひとつ終わったら、全体カレンダーで次の期限と必要書類を確認しておきましょう。
火葬許可証は、納骨先へ渡す書類まで意識して保管
火葬許可証・埋葬許可証は、火葬だけでなく納骨や改葬の場面でも確認されることがあります。紛失や再発行で困らないよう、葬儀社・火葬場・自治体の案内に沿って、保管場所を家族で共有しておきましょう。
よくある質問(FAQ)
Q. 火葬許可証はどこでもらえますか?
死亡届を市区町村へ提出したあとに発行されます。提出先や必要書類は自治体によって違う場合があるため、事前に窓口や公式サイトで確認しましょう。
Q. 火葬後の許可証は何に使いますか?
火葬後は埋葬許可証として扱われ、納骨のときに必要になることがあります。紛失しないよう、葬儀後の書類と一緒に保管しておくと確認しやすくなります。
Q. 改葬許可証とは違いますか?
違います。火葬許可証は火葬・納骨に関わる書類で、改葬許可証はすでに納骨されている遺骨を別の供養先へ移すときに使う書類です。


